JDK 1.2 1999.4.27  Debian パッケージの JDK はいつもまで経っても 1.1.7 ベースだし,それ すら libc6 との絡みで,ちゃんと走らない……。  ここは,*自分* で入れにゃイカン。とばかりにポーティングが進められて いる JDK 1.2 (いわゆる Java2) を入れる事に挑戦。  参考ページ: http://210.160.87.123/~kmuto/debian/column/java.html  全て上記のページに書いてある通りに作業して,問題無く完了した。 ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/Linux/java-linux/  より,jdk1.2pre-v1.tar.bz2 を取って来て,/usr/local/ に展開。  シェルのパスに /usr/local/jdk1.2/bin を追加。JDK 1.1.7 も入れている ので,このパスを先に見るようにする事。  ~/.bashrc に, PATH=/usr/local/jdk1.2/bin:$PATH; export PATH  glibc2.1 ではスレッド処理に大幅な変更があって,そのままでは動かない との事,これを避けて green スレッドを使うといいらしい。そんでもって, Sun の JIT との絡みで JIT も外して使え…との事。  オプション指定が面倒なので,alias にする。  ~/.bashrc に, alias java="java -green -Djava.compiler=" alias javac="javac -green" alias appletviewer="appletviewer -green -J-Djava.compiler="  これで,コンパイル及び実行が出来るようになる。上記のページでは appletviewer は動作しないとあったが,起動すると起動した。が,メニュー 等に日本語が使われているようで,それがバケバケで,ちょっとイヤな感じ。  フォント周りの設定も上記ページにて解説されている。『java で日本語を 使わなければいいか…』と,設定しなかったのだが,appletviewer が使いに くいのはヤなので,これも設定しておく。  以下,上記ページの言われるがまま,何も考えずに作業を進める。  1. cd /usr/local/share/  2. mkdir java-fonts  3. cd java-fonts  4. mkdir gs-fonts  5. cd gs-fonts  6. csh  7. foreach F (/usr/lib/ghostscript/fonts/*)  8. ?に対して、ln -s $F  9. ?に対して、end  10.これでリンクが張られます。  11.fonts.dirを /usr/local/share/java-fonts/gs-fonts/にコピーし ます。  font.properties.ja を,/usr/local/jdk1.2/jre/lib/にコピー。  環境変数 JAVA_FONTS の設定を追加。  ~/.bashrc に, export JAVA_FONTS=/usr/local/share/java-fonts/gs-fonts:/usr/X11R6/lib/X11/fonts/X-TT:/usr/local/jdk1.2/jre/lib/fonts  もともと環境変数 LANG=ja_JP.ujis としてるので,完璧になる。  ゴールデンウィークはジャバジャバするぞ〜!!